海外留学Out-bound

工学部生が国際化すべき3つの理由

  1. 世界を俯瞰する力がつく
    世界は常に動いています。世界を動かしているのは人々です。将来モノづくりに関わるであろう工学を学ぶ人は、歴史背景、文化、宗教が異なる人々が何を考え、どのようなことに新しい価値を求めるのか、世界スケールで様々な視点から眺め考えることが必要です。
    現地やその周囲の国々を自分の目で見ること、人々と接すること、そして、海外から日本を見ることによって、世界を見る力が養われます。
  2. 新しい社会的価値はどのように生み出されるのか見ることができる
    世界中の工学研究者は、新しい社会的価値を生み出すことにしのぎを削っています。イノベーションには、これまでにない考え方やアプローチが必要です。
    国内に留まっていては、大きく発想を転換することや新しい考え方をすることは難しいと言えます。
    異なる国の人々の発想や考え方、アプローチの仕方を自分の目で見て感じてくることは、将来、自分の手で新しい価値を生み出していくときの助けになります。
  3. 世界をけん引するトップレベルの大学の雰囲気に触れることができる
    世界には数多くの大学がありますが、その創立背景や建学の精神、理念はそれぞれ異なります。例えば、東北大学は、「研究第一主義」を掲げて様々な新しい社会的価値を生み出してきましたが、海外に目を向ければ、「研究成果は社会に還元するもの」という考え強く持ち、起業家やノーベル賞受賞者を多数輩出している大学など、世界をけん引している様々な大学があります。
    留学を通じて、東北大学とは異なる雰囲気に触れ、学び研究することができます。

学内の担当部署について

工学部・工学研究科の学生が利用できる留学プログラムは、主に、全学で実施されているものと工学部・工学研究科で実施されているものの2種類です。

全学
東北大学グローバルラーニングセンター
基本的に、行先が大学間協定校の場合

主な担当プログラム
  • 交換留学(大学間協定校)
  • COLABS
  • SAP
  • ファカルティレッド(FL)プログラム
  • UCB大学院生派遣プログラム
  • 上海交通大学Fostering Global Human Resources
工学部・工学研究科
工学研究科国際交流室
基本的に、行先が部局間協定校の場合

主な担当プログラム
  • 交換留学(部局間協定校)
  • COLABS(部局間協定校の場合の協定校との連携)
  • 協定校サマープログラム(部局間協定校)
  • テーラード・サマープログラム
  • 学生国際工学研修
  • MIT派遣プログラム

留学準備

まずは本学の留学指針を熟読してください。手続きや危機管理等、非常に重要です。

※学内手続き等で対象プログラムとなっていない場合、工学研究科国際交流室に確認してください。

工学部・工学研究科の学生が特に注意すべきこと

留年回避と単位互換

留学に適した時期や期間は、学科・専攻や個人の単位取得状況により異なります。
応募前に必ず、留学時期や留学期間、帰国時期、留学中に履修すべき科目、帰国後の単位互換の見込み等を確認してください。確認が不十分のまま留学してしまうと、留年や、帰国後の履修登録を逃す等の恐れがあるため十分注意してください。

※確認先:所属学科の教務係、留学担当/教務委員教員

留学先の決め方

留学先国・地域、大学の法律や規則等により、交換留学生に許容される行動が異なる場合があります。何が自分の目的や性格に合うのか、どのような環境で留学生活を行うことが有益か、留学先のえらび方は人それぞれです。

参考
  • 留学目的(学習・研究面、生活面)を見つめ直す
  • 協定校の学習・研究スタイル、特徴などをウェブサイトで調査する
  • その国の文化、歴史、人々、政治・経済、科学技術・・・など、自分の興味・関心と重なる部分を探る
  • 単位互換可能な科目があるかどうか、自分の留学期間中に開講されるかどうか
  • 学年暦(Academic Calendar)が自分の留学計画及び将来計画に合うかどうか
留学アドバイジング

工学部・工学研究科の留学担当教員に個別に相談してください。

工学部留学説明会の利用

6月と11月の年2回、部局間協定校への交換留学に焦点を当てた「工学部留学説明会」を実施しています。
工学部・工学研究科の学生が、実際にどのように準備し留学生活を送ったのか、留学を終えてみてどう成長したのか、今後のキャリアプランはどうなのか、など、留学報告プレゼンにて参考にしてください。留学経験者と連絡先を交換したり、個別に相談することも可能です。


留学プログラム

交換留学

交換留学は、1学期~1年間、授業履修やグループワーク等、協定校が提供する授業・プロジェクト履修による単位取得などが可能な制度です。留学先で取得した単位は、留学終了後、本学にて単位互換を申請することが可能です。

交換留学は、留学先大学の協定区分によって2つ(大学間協定校、部局間協定校)に分けられます。この2つの留学形態や現地での生活に大きな違いはありません。また、交換留学は学部生、大学院生とも可能です。

※部局間の場合

部局間協定校の特徴
  1. 各研究室による研究交流が発端で協定締結に発展 → 工学の各分野に突出した機関が多い
  2. 他学部に比べて工学部が最も協定校の数が多い → 留学先の選択肢が広い
  3. 全学に比べて小規模 → 工学部と協定校が密に連携しながら留学をサポート
モデルプラン

留学経験者が実際にどう留学準備を行ったかの体験記を参考にしてください。

谷藤 優太 さん [材料システム工学専攻]
  • 留学先:スウェーデン・リンショーピン大学(LIU)*部局間協定校
  • 留学期間:2017年8月~2018年1月(M1の8月から翌年1月まで、約半年間の留学)

レポート(PDF)

本郷 那美 さん [機械知能・航空工学科]
  • 留学先:デンマーク・デンマーク工科大学(DTU)*部局間協定校
  • 留学期間:2017年8月~2018年2月(学部3年後期(6セメ)に約半年間の留学)

レポート(PDF)

吉川 太陽 さん [機械知能・航空工学科]
  • 留学先:アメリカ・イリノイ工科大学(IIT)*GE3加盟校
  • 留学期間:2017年8月~2017年12月(学部3年後期(6セメ)に約半年間の留学)

レポート(PDF)

申請について

募集要項に基づいて申請してください。
   

選考

一次選考(書類):大学入学以降の学業成績、語学力、留学志望動機、留学計画を総合的に評価します。
二次選考(面接):留学の動機、異文化適応能力、語学力、人物等を総合的に評価します。

大学間協定校への交換留学

大学間協定校への交換留学は、東北大学グローバルラーニングセンター/留学生課が担当しています。

院生の留学

科目履修、単位取得を目的とした交換留学に比べてより専門性が高く、研究活動をメインとした留学です。世界の工学系院生の研究に対する姿勢や柔軟なアイディア、実行力、結果の出し方などを体感します。学術面だけでなく人間的にも成長できる機会です。

MIT派遣プロジェクト

アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)と本学工学研究科の間で実施している特別企画です。材料科学系及び電気通信系の関連分野が中心ですが、この2分野に限定されるものではなく、工学の幅広い分野において最先端の研究を体験します。

[申請について] 募集要項に基づいて申請してください。
COLABS

COLABS(自然科学系短期協働研究留学生派遣プログラム)は、研究を主目的とした交換留学です。留学期間に応じて、「セメスター型(1学期~1年以内)」、「集中型(32日以上3ヶ月以内)」、「ワークショップ型(10日以上31日以内)」の3タイプあり、普段行っている研究を、海外の研究室という異なる環境・設備で、別の視点からアプローチしたり、斬新なアイディアを見聞したりと、様々な刺激を受けながら進めることができます。

[留学先] 大学間協定機関または部局間協定機関

※部局間協定校へのセメスター型を希望する場合の注意点
部局間協定校へのCOLABSを希望する場合、事前(できれば月以前)に当室にご相談ください。学内応募に必要な「学術交流協定に基づく留学」が可能かどうかを確認します。

[申請について] 募集要項に基づいて申請してください。

海外サマープログラム

当室では、2タイプのサマープログラムを提供しています。どちらも、工学部・工学研究科の正規生が対象です。

協定校主催サマープログラム
協定校が世界の学生のために企画・実施するプログラム。

テーラード・サマープログラム
工学部・工学研究科の学生のために企画された集団参加型のサマープログラム。

[応募の流れ]
  1. 希望プログラムを選択
  2. プログラムのウェブサイトや募集要項等で詳細を確認
  3. 学内申請期限までにオンライン申請(フォーム入力、面談日時の希望を入力)
  4. 国際交流室担当者から面談日時決定の連絡が届く
  5. 面談(オンライン申請フォーム入力事項の確認、その他説明、質問)
  6. ホスト校への申請期限までにホスト校に申請(テーラード・サマープログラムは不要)
  7. ホスト校から受付確認or受入れ許可の連絡が届く(ホスト校の指示に従って宿舎申請、費用支払い等)
[注意]
  • 参加にあたり本学の講義を休む場合、基本的に公欠にはなりません。
  • 参加プログラムの開催期間と本学の試験日程が重なる場合、必ず授業担当教員に相談してください。
  • 本プログラムへの参加により単位互換を希望する場合、参加前に所属学科・専攻の教務係にて
    ①単位互換が可能かどうか
    ②帰国後の手続き及び必要書類
    について確認してください。ホスト校側から単位が出ない場合でも、本学においては参加自体が単位(「国際工学研修Ⅰ~Ⅳ」「インターンシップ研修」等)として読み替えられる可能性があります。
  • プログラムに関わる費用は全て学生負担、航空券は各自購入となります。
  • 渡航時は必ず海外旅行保険に加入すること。
  • 奨学金(給付型)は、成績基準及び家計基準を満たす場合に奨学金団体に推薦します。支給額は6万~10万円(行先による)です。
  • 7月開催予定の「渡航前オリエンテーション」に参加すること。

学生国際工学研修

学生国際工学研修は、工学部・工学研究科の学生のために企画された海外研修です。
班ごとに分かれてアイディアを出し合いながらプレゼン練習や事前研修を重ねることで、学科や学年の垣根を超えたチームワークの重要性を学ぶことができます。

研修内容

協定校訪問(英語プレゼンテーション、ディスカッション等)、企業訪問、歴史・文化名所訪問

応募について

ポスターに基づき、申請フォームから申し込んでください。

学生国際工学研修

その他

東北大学グローバルラーニングセンターで企画されているプログラムもあります。

奨学金

各種奨学金の情報は、こちらを参照ください。

工学部・工学研究科国際交流促進奨学金

工学部・工学研究科では、独自の奨学金制度(給付型)を設けています。

対象者
本学工学部・工学研究科の正規生(国籍を問わない)で、他の奨学金を受給する予定がない者
対象となる留学
大学間協定校、部局間協定校への3ヶ月以上の交換留学
支給期間
最長10ヶ月間
月額
5万円
問合せ先
工学部教務課国際交流係(工学部中央棟3階) TEL:022-795-5817 Email:eng-mon@grp.tohoku.ac.jp